#1 アメリカ行きの話が出た時

気がつけば、アメリカ駐在となり、春に引っ越してから初めての年越しを迎える時期になった。
(現在2025年12月26日)

ここで、昨年(2024年)。
渡米の話があり、それを決断した当時のことから今までを振り返ってまとめておこうと思った。

現在メキシコ出張中です。
「今年はメキシコで年を越すのか……」
そんなことを考えながら、このブログを書き始めました。

2024年は、年始早々から難易度の高い仕事で始まった。
それをなんとか片づけたと思ったら、休む間もなく次の仕事、次の出張が続いた。

春には、前年(2023年)から月一で行っていたアメリカの顧客とのWEB会議で進めてきた案件が、いよいよ本格的に動き始めた。
グダグダ英語で何とか進めてきた仕事で、顧客の来日対応もあり、慌ただしい日々だった。
10月には、この仕事のためカリフォルニアへの渡米も予定されていた。

その合間、4月から6月にかけては国内案件で大きく炎上した仕事もあった。
遠方の客先へ何度も足を運び、大人数を前にスライドで説明を繰り返し、精神的にもかなり重たい仕事だった。

まだ2024年は前半だったが、上司や同僚に支えられながら、
「自分もずいぶん成長したな」「よくここまでやれているな」
そんな実感があった。

7月頃からは、10月から始まるロサンゼルスでの仕事に向けて、比較的落ち着いて準備を進めていた。

このころから、自分にアサインされる仕事が、どこか薄くなっている気がしていた。
また、上司の態度もなんとなくあやしい。(嫌な気はしないけどすごくやさしくて、どこか気遣っているような)

たしかお盆があけた翌週くらいだったと思う。
突然、会議室に呼ばれた。

部屋には、部長と課長が座っていた。
業務の進捗や「最近どう?」といった軽い雑談のあとすぐに、
アメリカ駐在の話となった。

話をしてくれたのは部長で、淡々と説明をしてくれた。
一方、課長はどこか落ち着かない表情をしていたのを覚えている。

この話は、部長や課長にとっても大きな決断だったのだろう。
それでも部長は、これまでも部下に言いにくい話を何度も伝えてきた立場だ。
その落ち着きに、「さすがだな」と感じていた。

しかしながら、私はというとそれほど驚いてはいなかった。

会議室に呼ばれた時、
「たぶんアメリカ駐在の話だろうな」
と、そう思っていた。

実は、その一週間ほど前に、アメリカ駐在の前任者(実は私の元上司)から、
「近いうちに会社から話があると思う」
と連絡をもらっていたのだ。

その時は、
これまでの駐在者は、役職も年齢も、今の私より10年ほど上だったので、
まだ数年先の話だろうと軽く考えていた。

ただ、会議室に呼ばれた時、
自分の仕事が薄くなっていたことや、上司の態度を思い出し、
「もしかして!?」と、思ったのである。

markun

30代です。 2025年よりアメリカ イリノイ州に住んでいます。 駐在員としてエンジニアをしています。

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